SNSに投稿された「カプリコのチョコだけ食べたい」というファンの希望も商品開発のきっかけになった

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江崎グリコチョコレート菓子「カプリコ」シリーズの新商品として、チョコの部分だけを商品化した「カプリコのあたま<いちご味>」(オープン価格)が発売されて話題となっている。

【写真を見る】トレイにチョコレートを“直接充填”することでふわふわ食感を実現。その製法が“ハート型のあたま”を誕生させた

「カプリコ」は、ワンハンドで食べるスポーティチョコ”というコンセプトのもと、エアインチョコレートとコーンを組み合わせた、ソフトクリームのようなユニークな形のチョコスナックとして1970年に発売。「カプリコ」という名前は、“カプリと食べる”“イタリアのカプリ島の明るさ・楽しさ”をイメージして付けられたものだ。

そんな40年以上もの間、愛されてきた「カプリコ」から、今回「カプリコのあたま<いちご味>」が開発されたきっかけについて、「SNSでは『カプリコのチョコだけ食べたい!』というお客さまからのご希望をいただいていました。そこで“カプリコのひとくち目”だけを楽しめる商品として開発したのが『カプリコのあたま』です」と話すのは、開発担当者の妹川陽香(いもがわはるか)さん。

あの“あたま”独特のふわふわ感を再現するまでには苦労も多かったようだが、「プラスチックトレイにチョコレートを直接流し込む“直接充填”を選択した」ことで、ふんわりチョコを実現。ハート型をしたかわいいひと口サイズは、「(カプリコを食べたくても)人前ではかぶりつけない。ちょっとずつお菓子を楽しみたい。そんな声にも応えられる形」として考えたという。

新味の発売などは未定だが、すでに「数多くの問い合わせや反響をいただいている」とのこと。「あたまだけいっぱい食べたい」なんていう、まさかのわがままな思いを満たしてくれる同商品。今後の展開にも注目だ。【東京ウォーカー】