6日、韓国で新生児の売買を行っていた母親とブローカーが逮捕された事件について、韓国メディアがブローカーの女の巧妙な犯行手口を報じた。資料写真。

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2016年3月6日、韓国で新生児の売買を行っていた母親とブローカーが逮捕された事件をめぐり、韓国・MBCテレビがブローカーの女の巧妙な犯行手口を報じた。

首都ソウル近郊の龍仁市でこのほど、43歳の女が児童売買の容疑で警察に逮捕された。女はインターネットで養子縁組について調べていた夫婦に近づき、知り合いの未婚女性が近く産むという子どもの「購入」を持ち掛けた。女は出産予定の母親について、夫婦に対し「きれいで大人しく、他の子たちのようにたばこも酒もやらない」などと巧みに売り込み、出産後、母子の退院に合わせ子どもを連れて行くように指示していた。法的な手続きを経ず自分が産んだかのように装うため、「おなかが痛くなり、病院に行く途中に車内で産んだ」ことにして出生届を出す方法も教えていたという。子どもの「価格」は、300万ウォン(約28万円)ほどだった。

一方出産した母親は、インターネットでブローカーの女と知り合ったという21歳の大学生。警察の調べによると、子どもを売ったことに関してこれといった罪悪感はみせず、「早く産んで良い家に引き取ってもらい、自分は再出発したかった」と語ったという。

この事件について、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「女も問題だけど、責任を取らない男も問題」
「子どもで取引するなんて、世の中が狂ってる。産みさえすれば親になれるわけじゃない。産んだなら責任を取れ」

「いっそ孤児院に送るべきだ。本当に子どもが欲しい家に売られたならまだいいけど、臓器売買なんかに使われたらどうするつもりなんだ?」
「子どもを育てられないならちゃんと避妊して。避妊薬は8000ウォン(約760円)くらいで買えるから」

「自分のおなかを痛めて産んだからって、子どもは自分の所有物にはならない」
「理由問わず、児童売買は厳罰に処すべき。そして、父親も捕まえて児童虐待罪で処罰すべきだ」
「恐ろしい世の中」

「子どもが欲しくても持てない人だってたくさんいるのに…」
「『良い家に引き取ってもらう』って、ちゃんとした養子縁組の手続きをしようとしない人たちが良い人なわけがない」
「人と獣は紙一重だな」(翻訳・編集/吉金)