思わず口あんぐり!“過保護すぎる親たち”の珍・行動集

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子ども思いのやさしい親は理想的ですが、度が過ぎると子どもの成長の妨げとなるばかりか、周囲の目にもヘンに映ってしまいます。

でも、“子を思うがゆえの度が過ぎる行動”というのは、どの程度を指すものなのでしょうか? それを知るべく、ママ100人に「過保護だな〜と思ったママたちの行動」を教えてもらいました。
かすり傷程度でもさせたくない!
・「スポーツ少年団のママ友が、大騒ぎしながら『血がー!血が出てるのに試合してたー!血がー!! 』と騒いでいたので、『どんな大きなケガをしてしまったのか』と周囲も慌てたのですが、見たら指先の皮が少しめくれていただけでした」

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・「『坂道は転んでしまうから走るのをやめなさい』と言う親がいましたが、坂道ぐらい走れる運動神経がないとダメだと思う」

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・「外出先で少し頭を打ったくらいでお店の人に氷水を準備させ、子どもの頭に当てていた人がいた」

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・「公園で遊ぶことや自転車に乗ること、ローラースケートをすることなど、片っ端から『危ない』という理由で禁止にしているママがいる」

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・「『公園の砂場は汚くて病気になるから遊ばないで』と子どもに言い聞かせていたママがいました。『そんなことしていたら、体の弱い子になるよ』と心の中で呟いていました」

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・「2歳の子を持つママ友が、子どもが走ろうものなら『転ぶから危ない』と止め、高いところに登ろうとしたら『落ちたら大変』などと何でも騒ぐのですが、痛さも自分で覚えなきゃ意味ないのになと思う」
もはや専属運転手!?
・「柔道で全国大会に行くようなガタイのよい高校生の息子を持つママ友が、雨が降れば送迎、寝坊をすれば送迎…と、とにかく息子を構い倒している」

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・「歩ける距離の学校なのに、『ウチの子小さいから、ランドセルが重そうでかわいそうだから…』と車で送り迎えをするママ友の行動にひきました。しかも、時代のせいなのか、そういうことをする人が1人や2人じゃなかったのにも驚きました」

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・「自分のことなのですが、集団登校をしている小学校1年生の子どもを雨の日は送って行くし、帰りも必ずお迎えします。しかも、連絡帳には毎日のように心配事を書いているよう」
外での行動もぜ〜んぶ把握&管理したい!!
・「30歳にもなる息子(旦那)の居場所を聞いてくる姑。旦那が休みの日に家族で外出していると、決まって姑から『今どこにいるか?』と連絡がきます。本当に過保護だなぁ〜と思います」

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・「高校生の子どものバイト先にまで電話をしてきて、我が子の行動を常に把握しているお母さんがいました」

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・「幼稚園の宿泊研修の説明会で、『髪の毛が傷むので、家で使っているシャンプーやリンスを持参させたい』と言っている人がいた」
そこまでしなくても…
・「子どもにハンカチを持たせ忘れたお友達のお母さんが、車で25分かかる幼稚園までハンカチを届けに行っていた…。ハンカチなんて1日くらいなくても大丈夫なのに…」

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・「ひとりっこの女の子のママの話なのですが、電車などで見知らぬおじさんやおばさんから『可愛いお嬢さんだね』とよく声をかけられるそうで、そんなときは『ストーカーされたら困る』という理由で、声をかけてきた方々と同じ駅でも数駅乗り過ごしてから戻ると聞いて驚きました」

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・「ママ友が『子どもの夏休みの読書感想文をすべて書いてあげた』と言っていてドン引き」

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・「子どものマラソン大会のときに、かなりの大声で応援している親御さんがいたのですが、どうやらそのお子さんにとってはその応援がストレスらしく完走できずにいました。ご両親たちはそれに気がついていないようで、見ているこちらのほうが、その子の気持ちを考えると切なくなりました」

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・「私が小学校のときの同級生にお金持ちの子がいたのですが、お年玉は10万円、月々のお小遣いは1万円、小学校の送り迎えはお母さんという感じで、子どもながらに『過保護だな』と思っていました。ゲームなども最先端のものをいつも持ち歩いていたので、物やお金目当ての友達ばかりに囲われてしまっていて、ちょっと不憫でした」

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ストーカー対策から宿題の手伝いまで、子どもを心配するあまり、過剰に手をかけてしまう親は多いよう。しかし、本当に子どもが心配なら、「親がいなくても、一人でなんでもできる子」に育てるのが正解かもしれませんね。

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文/松本玲子

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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