中国メディアの観察者は30日、国際サッカー連盟(FIFA)幹部の汚職問題が浮上したことについて、イタリア紙の「コリエレ・デッロ・スポルト」がこのほど、2002年に開催された日韓ワールドカップ(W杯)について「審判のジャッジに問題があったことは間違いない」、「ミスジャッジによる最大の受益者は韓国だ」などと報じたことを伝えた。(イメージ写真提供:(C)Alex Varlakov/123RF.COM)

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 中国メディアの観察者は30日、国際サッカー連盟(FIFA)幹部の汚職問題が浮上したことについて、イタリア紙の「コリエレ・デッロ・スポルト」がこのほど、2002年に開催された日韓ワールドカップ(W杯)について「審判のジャッジに問題があったことは間違いない」、「ミスジャッジによる最大の受益者は韓国だ」などと報じたことを伝えた。

 記事は、「日韓W杯では複数のジャッジが物議を呼んだことを覚えているだろうか?」と伝え、コリエレ・デッロ・スポルトが「日韓W杯で“八百長”があったのは間違いない」と報じたことを伝えた。

 続けて、コリエレ・デッロ・スポルトの報道を引用し、日韓W杯の決勝トーナメント1回戦で韓国と対戦したイタリアは、エクアドル出身のバイロン・モレノ審判による不可解なジャッジによって得点が取り消されたり、複数のイエローカードを受けたりしたと指摘。モレノ審判のジャッジは明らかに「韓国寄り」だったとし、イタリアは日韓W杯における「被害者」であり、韓国が最大の受益者であると報じたことを伝えた。

 また記事は、イタリアに勝利した韓国代表は準々決勝でスペインと対戦し、スペインのゴールは認められないなどの不可解なジャッジがあったことを指摘。その後、試合はPK戦となり、心を乱されたスペイン代表は最終的に韓国に敗れたと報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Alex Varlakov/123RF.COM)