メジャー昇格が決まった川崎宗則[Getty Images]

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 現地時間21日、ブルージェイズ川崎宗則がメジャーへ昇格することが報じられた。

 アメリカ大手スポーツメディア『CBS Sports』によると、正二塁手として活躍を見せていた24歳の若手デボン・トラビスが16日の試合を最後に欠場。抱えていた肩の負傷が限界を迎えたことが判断され、15日間の故障者リストに入ることが決まった。

 そこで、代わってメジャーに昇格することになったのが川崎宗則。マリナーズ時代も含めて今年で4年連続のマイナーからのスタートとなった33歳が、今年も逆境を乗り越えて這い上がってきた。

 マイナーでは23試合の出場で打率.222、本塁打0、2打点とやや苦しんでいたが、その中でも出塁率は.349をマーク。守備でもセカンドとショートをほぼ半々でこなしている。

 オフには積極的な補強を見せながらも、ここまで19勝24敗で地区最下位に沈むブルージェイズ。川崎は持ち前の明るさとガッツでチームに良い雰囲気をもたらすことができるか。遅れること1カ月半、まもなく“開幕”を迎える川崎のメジャー4年目のシーズンから目が離せない。