相手投手のコントロールの良さを逆利用したファーストストライク攻撃1点を追う大曲工の6回裏の攻撃。英明の左腕・田中 寛大(3年)を攻略し、わずか10球で逆転に成功した。10球で逆転のカギとなるのが、ファーストストライクから積極的に打つ姿勢だ。大曲工は前半からその姿勢を見せ、5回まで田中に投げさせた球数は50。それが6回の攻撃ではもっと積極的になった。阿部大樹監督は、5回終了後のグラウンド整備の間に、少し長め