3D映画っていうと、ジョーズに噛みちぎられたおっさんの足がプカプカ〜と画面手前側にただよってきたり、本筋とは関係なく登場人物が洗濯物を干していて物干竿がビヨ〜ンと客席の方に突き出されたり、とにかく「いつもより余計に飛び出してます!」的な、わざとらしいものが多かった。それはそれで嫌いじゃないが、技術の進化がおかしな方へ向かっているのも確かだ。そうしたトンチンカンを大胆に蹴散らしたのが、ジェームズ・キ