平井拓郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「【誰も言わない】プロギタリストvs専門学校講師、本当に上手いのはどっち?音楽で食うための【残酷な真実】」を公開した。動画では、ギターの専門学校講師とプロギタリスト、果たしてどちらがギターが上手いのかという疑問を出発点に、音楽業界で求められる能力とキャリアの構造的な違いについて持論を展開している。

動画内で平井氏は、プロギタリストと専門学校の先生の違いを「To C(消費者向け)」と「To B(学校・生徒向け)」の客層の違いから解説。プロはチケット代を払って感動を求めるファンを相手にするのに対し、講師は技術を習得したい生徒が対象であり、「プロの料理人と料理教室の先生の違いと同じだ」と分かりやすく例えた。

スキルの性質についても言及し、専門学校の先生は幅広い技術を教える必要があるため「満遍なく弾けないといけない」と指摘。一方でプロギタリストは「偏りがあって『できないプレイ』が平気である」と語り、基礎的な弾き方が独特であっても、それを武器にして音楽を売ることができれば問題ないと独自の視点を示した。その上で「得意なところのパラメータがブチ抜けている」と、プロに求められる特異な才能のあり方を強調した。

さらに、キャリア設計の観点からも両者を比較。講師は就職率などを意識しつつ学校の枠組みの中で教える役割を担うが、プロは自らバンドを結成し、新たなプロジェクトを次々と立ち上げる「ベンチャー気質」が不可欠だと分析している。

最後に、結局どちらが上手いのかという問いに対し、平井氏はあらゆる曲を万遍なく弾く勝負になった場合は、講師に軍配が上がる可能性を示唆。しかし、得意な1曲を持ち寄っての勝負や、大金を稼ぐ可能性においてはプロギタリストが勝つかもしれないと言及した。単なる演奏技術の優劣だけでは計れない、音楽で生きていくための「残酷な真実」を浮き彫りにする内容となっている。

チャンネル情報

メジャーデビュー、ロッキン等大型フェス出演を経験した平井拓郎が、音楽業界のリアルな裏側を日水金20時に発信。 バンドの現実と成功のウラ側 夢と金の間でもがく表現者への指針 経営者視点の音楽ビジネス 実体験に基づく失敗談や業界のウラ話など、本気で音楽を志す方や好奇心旺盛な方へ届けます。