YouTubeチャンネル「【世界経済情報】モハPチャンネル」が、「【格差社会】英国でニートが100万人突破しまだ増える!世界は同じ道をたどろうとしている!」を公開した。動画では、イギリスにおけるニートの急増という社会問題の背景と、AIの普及がもたらす世界的な若者の失業リスクについて解説している。

モハPチャンネルはまず、イギリスでニート(就労も就学も職業訓練も受けていない若者)が100万人を超え、2031年には120万人に達する可能性があると指摘する。同国でこれほどニートが増加している理由として、企業が高いスキルを持った人材を求める一方で、入門レベルの求人が減っている点を挙げた。「生産性の向上を求めるがゆえに即戦力を求めるようになっていて、そうしたことが労働市場における若者の失業につながっている」と解説している。

さらに、生活費や住宅費を支給する「ユニバーサルクレジット」の受給者増加や、精神疾患などの健康問題を抱える若者が多いことも要因だという。イギリス政府は対策として若者への職業訓練に巨額の予算を投じる方針だが、事態はそう簡単ではないと分析する。

動画の終盤では、AIによる失業のリスクに警鐘を鳴らす。インドでも大卒の失業率が高まり、コールセンターなどの仕事がAIに置き換わり始めている現状を例に挙げ、「AIに仕事を奪われるということが、インドの若者の失業率をさらに高める可能性がある」と言及した。

こうした若年の失業問題は、イギリスやインドといった先行する国々だけの問題ではない。モハPチャンネルは、新卒採用を抑制する動きが出始めている日本にとっても「決して他人事ではない」と結論づけ、AI時代における厳しい雇用の未来を見据えている。

チャンネル情報

●特に、金融市場で起こっていることを、金融に詳しくない方にもわかるように解説しています。●また、日本のメディアではあまり報道されない、国際情勢についても情報発信しています。