「友達ってどうやって始めたらいいの??」──本書の裏表紙の言葉に、思わず心を掴まれた。かつての自分もそう考えた時があったし、なんなら今でも少しそう思っている節がある。人間はもしかすると、ずっと誰かとのつながりを求める生き物なのかもしれない。だとすればそれは愛おしくもやっかいな習性で、だからこそ物語の生まれる余地もあるのだろう。氏岡佐(うじおかたすく)は、見た目で誤解を受けがちな高校1年生。