北朝鮮で「信訴」とは、中国の「信訪」と同様に、理不尽な目に遭った国民が、そのことを政府機関に直訴するシステムで、一種の「目安」のようなものだ。民主主義言論の自由のない北朝鮮で、庶民がお上に何かを申し立てることのできるほぼ唯一の仕組みだ。現在、平安南道(ピョンアンナムド)では幹部による不正行為に対する「信訴」が急増しており、当局は慌ただしく対応に乗り出している。