日々はあっと言う間に過ぎ去っていく。24時間しかない1日だが、実は24時間もあるとも考えられる。「何もなかった」と思う日はあるかもしれないが、「何もなかった」日なんて1日たりともないのかもしれない。何にもないいつも通りの1日でも、1週間後に、例えば1年後に、もしかしたら20年後に振り返ったとき、その掛け替えのない貴重な時間の結晶をもう一度抱きしめたいと思うだろう。【漫画】本編を読む『コアラ絵日記』(ゆあみ/