2018年8月の台風20号の災害対応に和歌山県田辺市の危機管理局長として長時間従事した中野典昭さん=当時(57)=が脳出血を発症し過労死したのは、市が安全配慮義務を怠ったためだとして遺族が25日、市に約7100万円の損害賠償を求めて和歌山地裁に提訴した。