鳥島近海を震源とする24日の地震について、気象庁は「通常だと津波を観測するような規模ではない」としている。津波が観測された理由について、東京大の佐竹健治名誉教授は海底火山の活動が活発になり、マグマが上昇して海底面が隆起する「トラップドア断層破壊」が原因だった可能性があると指摘している。気象庁は今月19日、震源付近にある「須美寿(すみす)島」周辺の海底火山から火山ガスか熱水が出ている可能性がある