菅田将暉が初めて、黒沢清監督とタッグを組んだ。27日公開の「Cloudクラウド」で、菅田はインターネットを利用する転売屋を演じている。主人公が感じる不穏な空気や緊張はネット社会ならではで、「暗闇の中で動けない怖さみたいなものが、黒沢さんらしいと思った」と話す。(近藤孝)黒沢監督には、夫婦愛を描いた「岸辺の旅」、歴史を背景にした「スパイの妻」のような作品もあるが、真骨頂はスリラーやホラーだろう