【ワシントン時事】訪米中の沖縄県の玉城デニー知事は9日、ワシントンの保守系シンクタンク「ハドソン研究所」で講演した。6月に相次いで発覚した米兵による性的暴行事件を踏まえ、「日米両政府と地元の話し合いの場を多く持つことが大切だ」と対話の機会を増やすよう訴えた。玉城氏は講演で、米兵の犯罪が沖縄県に通報されなかったことに「大きなショックを受けるとともに、不安や不信感を抱かざるを得ない」と述べた。その