俳優の永瀬正敏が24日、都内で行われた映画『箱男』の公開記念舞台あいさつに出席。同作は1997年に製作が決定していたが、クランクイン前日に企画が頓挫した経緯がある。イベントに登壇した永瀬は、27年前の思いを振り返りつつ、「言葉にならない。感無量です」と映画の公開に感慨深げな表情を見せた。安部公房が1973年に発表した小説を映画化した本作は、段ボール箱をかぶって都市をさまよいながら世界を観察する「箱男」の奇