第37期竜王戦(主催:読売新聞社)決勝トーナメント準決勝が、7月26日(金)に関西将棋会館で行われました。先手広瀬章人九段と後手山崎隆之八段の対局は、115手で広瀬九段が勝利し、挑戦者決定三番勝負への進出を決めました。序盤、山崎八段はなかなか戦型を表明せず、のらりくらりと様子を伺いますが、2筋に飛車を振り、向かい飛車を選択。盤面右側が主戦場になる気配が漂います。やがて角交換が行われ、戦いが加速。後手はたた