新1万円札の顔・渋沢栄一は女好きの艶福家としても有名だ。経営史学者の菊地浩之さんは「正式に結婚した妻は2人、他にも女性はいて、妻と暮らす家に妾も住まわせた。子どもは少なくとも17人いて、その子たちは政財界の大物と婚姻。栄一の子孫たちは現在も企業の社長、役員などを務めている」という――。■妻・千代、後妻・兼子の間に6男4女が生まれた2024年7月、40年ぶりに新札が登場した。新1万円札の表面を飾るのは、渋沢栄一(