2008年、中国の胡錦濤国家主席(右)と対面する池田大作名誉会長。(写真/時事)リーダーとは孤独なものである、とよく言われる。創価学会という日本最大の新宗教団体に長く、唯一のカリスマとして君臨した池田大作名誉会長が今年2023年11月15日に死去したが、いま振り返ってみれば、その生涯は何とも孤独なものではなかったのではないか。彼の人生を揶揄しているのではない。そもそも国家だろうと企業だろうと宗教団体であろうと