1990年代の紅白歌合戦は歴史に残る大問題が発生した。90年の第41回で長渕剛がNHKホールを飛び出し、ドイツのベルリンから初めて中継で歌唱。長渕は約15分にわたって「親知らず」「いつかの少年」「乾杯」の3曲を披露したが、「長すぎる」と観客や出場歌手からも不満の声が上がり、長渕がNHKのスタッフを非難したこともあってNHKを出禁に。その長渕がランキング1位に輝いた。「長渕ファンとしてはうれしかった」(53歳・会社員)「