「日本人の給料が安い」問題は、特に20代の若者を苦しめているといいます(撮影:梅谷秀司)オックスフォード大学で日本学を専攻、ゴールドマン・サックスで日本経済の「伝説のアナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソン氏。退職後も日本経済の研究を続け、日本を救う数々の提言を行ってきた彼の新刊『給料の上げ方――日本人みんなで豊かになる』が上梓された。「いまの日本の給料は、日本人のまじめさや能力にふさわ