新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が、中国や韓国で社会現象を巻き起こしている。どちらの映画市場でも「最もヒットした日本映画」となり、興行記録を塗り替えている。エンタメ社会学者の中山淳雄さんは「コロナ前まで約3000万人の訪日外国人が来ていたが、この3年間は来日できなかった。そうした日本好きの人たちの期待に応える内容だったことが、爆発的ヒットにつながったのではないか」という――。※情報は記事執筆時点