「DirtyMoe」は、主にクリプトジャッキング(暗号資産の不正なマイニング)と分散サービス運用妨害(DDoS)攻撃を目的としたボットネットとして動作する、Windowsをターゲットとしたマルウェアである。最初に発見されたのは2016年頃で、それから何度かのバージョンアップを経た後、2021年になって急激にその規模を拡大した。Avast Softwareが公開した2022年3月17日のレポートによると、このDirtyMoeにユーザーの操作を必要とせずに