「脱ハンコ」は埼玉県内でも進んでいる。10年もたたない間にハンコ店は半分以下に減少。菅政権が推し進めるデジタル化の流れに、コロナ禍が拍車をかけた。JR浦和駅西口からすぐ、さくら草通りに面した「平岩印舗」(さいたま市浦和区高砂2丁目)は1937年創業。2代目の平岩勇さん(82)が継いでからすでに50年ほどたつ。平岩さんは1級技能士の資格を持つ手彫りのハンコ職人。材質や字体を客の要望に応じて作る「味のあるハンコ