「努力はウソをつかない」とよく言われるが、本人が「努力」だと思ってやっていることのなかには「しなくていい努力」「ムダな努力」もある。サッカーをやると決まっているのに、練習でキャッチボールばかりやっていたら、おそらくいい結果は出ない。「そんなの当たり前じゃないか」という声が聞こえてきそうだが、ことビジネスシーンでは、これに近いやり方で見当違いな努力を重ねたあげく、結果が出ずに悩んでいる人が多いのだ。