東京都心のオフィスビルで、供給が需要を上回ると警戒されてきた「2020年問題」が解消しつつある。足元のオフィス空室率は、バブル期を下回る水準で推移。東急不動産や森ビルでは1%を割り、他の不動産大手も1―2%を付ける。20年以降に完成する物件の前倒し契約や、既存ビルで生じる「2次空室」の消化も活発だ。背景にあるのはITなど企業の多様化と、働き方の変化を受けたニーズの広がりだ。東急不動産や東京急行