1933年創業の老舗の金物卸業者である吉安が、10月9日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。事前に兆候と思われるシグナルはなく、債権者の多くが「まさか」と思った倒産となった。同社は佐藤靖治氏が創業し、41年に法人に改組。その後は関係会社を設立し、主力の金物卸事業を関係会社に移管していたが、2005年に関係会社を吸収合併し、再び自社で金物卸事業を手がけてきた。