宇宙誕生直後のビッグバンの再現を目指す、全長20キロメートル以上の巨大加速器が日本に誕生するかもしれない。政府は2018年中にも建設の可否を判断する。このビッグプロジェクトに青信号が灯(とも)れば、候補地である東北は世界の素粒子物理学者が集う科学の一大拠点になる。医療や材料、エネルギーなど新産業が生まれる波及効果も期待される。ただ数千億円と見込まれる巨額の建設費が大きなハードルだ。