現金での支払いが多いうえに、領収書の発行がないことがほとんどの「ラブホテル」。一般のホテルに義務付けられている宿泊者名簿の記載もほとんど行われないため、容易に売上げの偽装ができてしまうことが懸念される。ラブホテルの脱税を税務当局はどのように見抜くのだろうか。石井彰男税理士に聞いた。●売上除外か経費の架空計上「2020年の東京オリンピックを控え、訪日外国人客の増加により、ホテルが不足している中、ラブホテ