政治家にとって言葉とはつくづく皮肉なもの。そんなことを感じたのが礒崎陽輔(首相補佐官)氏をめぐる騒動である。まず、礒崎氏は6月にツイッターで集団的自衛権についてこう語った。《集団的自衛権とは、隣の家で出火して、自主防災組織が消防車を呼び、初期消火に努めている中、「うちにはまだ延焼していないので、後ろから応援します。」と言って消火活動に加わらないで、我が家を本当に守れるのかという課題なのです。》(