東海大四・大澤、豊橋工の森の投げ合いは大澤が制する！

　1回戦最後のカードは両エースの投げ合いとなった。東海大四の大澤は昨年よりも体つきが逞しくなった分、それは投球にもあらわれ、最速139キロのストレートを軸に投球を展開していけば、豊橋工の森 奎真が130キロ台の直球、曲りが鋭い変化球で初回三者連続三振でスタートするなど、見ごたえのある展開に。両チームとも走者を出すものの、あと1本が出ず、0対0のまま試合は進行していた。

　7回表に豊橋工に痛いミスが出て3失点。大澤は最後まで球威が衰えず、3安打10奪三振完封勝利で2回戦進出を果たした。しかし敗れた豊橋工の森も13奪三振、自責点0と全国舞台で力を発揮した。2年春から注目を浴びて、秋は肩も痛め、130キロも届かない日もあったようだが、この試合では140キロ越えはなかったものの、キレのあるストレートを投げていた。

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