ぱるる「涙女王決定戦」後輩に邪魔され泣けず
都内某スタジオで仕事中の場所にニコ生が潜入。タイトル通り“AKB48全員出演”を目指し、駆けつけたメンバーは全員出演してもらおうという番組。
曲のタイトルを意識してコメントが緑色で書き込まれると、MCのアメリカザリガニ柳原哲也が「お!わかっとるねえ!」と絶賛。本編の3時間生放送がスタートした。
早速松井咲子、田名部生来、中田ちさとが登場。自分のパネルをボードに貼り付け出演した証拠を残していく。さらに中西智代梨と茂木忍も登場。メンバーには緑色の“高級マカロン”が振舞われた。
「Green Flash」が「太陽が沈む直前、または昇った直後に緑の光が一瞬輝くという、稀な自然現象で、見ると幸せになれる。」という謂れから、「幸せになれる瞬間や、幸せになれるエピソード」を聞きながら楽しくトークするなかで、次のブロックで入山杏奈と一緒に登場した島崎遥香が「わたし“ちより”のギャグを見ると幸せになるんで、見たいなあ。」とむちゃぶり。「それでは、ぱるさんの大好きなリズムネタを。」と立ち上がり、「エイ!エイ!エイエイエイ!おケツを4つに割るやつ♪」と全力で披露。「おもしろいです!」と島崎は大満足。
そして『Green Flash』のMVにちなみ、「一人で泣かないでニコ生で泣きなよ」ということで、一番早く泣いたメンバーに“初代涙女王”の称号が与えられる「涙女王決定戦」に参加したメンバー全員が挑戦。
制限時間5分というなかで、涙を流すのに苦戦するメンバーが続出。1組目の松井、田名部、中田も結果誰も泣けなかったが、原因は中田が集中している時に急に叫ぶ「えーん」という泣き真似の声だと松井と田名部からのクレーム。中田は「声に出さないと泣けないんです。」と恐縮していた。
なんとまず初めに泣けたのは中西智代梨だった。「「家族がいなくなったら。」と想像したら泣けた。」と言っている声がまた震えるほどの感情で、みごと女王候補に名乗りをあげた。暫定女王が中西と聞き、島崎と入山は、実際『Green Flash』のMVでも泣くシーンを経験済みですからね。と余裕の表情。
5分間の泣き時間が始まった直後に中西がすかさず話しかけ、ジャマに入り集中させない戦法に出るが、島崎は「笑い泣きっていうのもあるから面白いのやってくれると泣けるかも。」とまたむちゃぶり。後輩の中西は、先ほど披露したリズムネタの続きをやるハメに。さらに最近推してる“腹話術”をと、いっこく堂のものまねを見事にこなし、ユーザーのみならずスタジオもどよめきと大きな拍手が沸き起こった。
ここで何げに柳原が大人しかった茂木に「このネタやってみて。」と同じネタをやるようむちゃぶりしたにも関わらず、なんと茂木もなんなくこなし、変顔のおまけ付きで爆笑を誘った。さらに中西が「悔しいんでもう1回!」とまた変顔でいっこく堂のネタをリベンジ。涙女王決定戦が急遽「いっこく堂女王決定戦」に。
中西、茂木揃って“あれ?声が遅れて聞こえるよ”で決勝戦。ユーザーの判定の結果、茂木が下克上を果たすというとんでもない展開になり、結局島崎も入山も意気込み虚しく泣けずじまいに終わってしまった。
ここで一旦プレミアム限定枠に。ここでは「Green Flashスマイル」と題して、とびきりの笑顔で幸せにしようという企画。
一旦カメラに背を向け「3,2,1グリーンフラーッシュ!」の掛け声の後笑顔を見せるのだが、島崎遥香は笑顔なしでカメラを見つめ、最後にほんの少しだけ笑顔を見せるという“塩スマイル”を見せ、ぱるる健在をアピールした。
次のブロックで登場したのは大和田南那、川本紗矢、高橋朱里、岡田奈々、大島涼花、梅田綾乃の次世代メンバー。
暫定女王中西が、1分18秒の記録で、もしかしたらこのまま逃げ切れるかと思われたが、女優志望の川本が、なんと中西を僅かに上回る1分14秒でみごと逆転に成功した。川本はBGMで流れる『Green Flash』の世界観で泣けたというが、大和田は「瞬きしないで眼を乾かしてました。」と物理的に涙を流そうとしていた。
次のブロックに登場したのは峯岸みなみ、向井地美音、小嶋真子、武藤十夢、西野未姫、相笠萌、村山彩希。
峯岸が向井地の肩を抱き「誰だと思ってるんですかこの人を。何年やってるんだっけ?」の問いに「10年…」と遠慮がちに子役としての芸歴を語る向井地。
始まったのも束の間「あ、泣けました。」とおもむろに西野が手を挙げメンバー騒然。「えー、なんでだろ??」。と本人もドギマギ。柳原から「番組の尺考えて!」と注意されたほどの速攻で、21秒という大記録だった。向井地は「10年やってるのがプレッシャーで泣けませんでした。」と恐縮していた。
このあと最終ブロックで峯岸、西野に代わり中村麻里子と小笠原茉由が登場したが、BGMの『Green Flash』を振り付きで口パクしたり、泣きそうなメンバーを実況と解説で邪魔してみたりとやりたい放題。さらに小嶋は集中が途切れ、途中で「あはは」と笑い脱落。すると目を手で見開きながら、ほかメンバーの様子を伺い気を逸らせた。
結局終了寸前に村山が泣けたのだが、小嶋は柳原から注意されるも「泣こうとする方法は制限ないんでしょ!」と言い訳。相笠も「もうすぐで泣けそうだったのに。」とクレームをつけた。
中村、小笠原にも「なに実況しとんねん。」の警告に「え、私たちこの仕事で来たんじゃ…」と大ボケ。「あのなあ、ちょっと可愛いめの若手芸人ちゃうねん」と柳原から嬉しいリアクションをもらって満足気な表情だった。
結果、泣けたのは中西、川本、西野、村山の僅か4名、優勝は無力の勝利?だった西野未姫という結果だった。