あなたは外国人男性と国際恋愛をしたことがありますか?

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私の姉はバツイチなのですが、前夫はバングラデシュ人でした。はい、結果的にあの人たちの夫婦生活は破綻してしまったのです。とは言え、交際を聞かされた時、弟としてはテンションが上がったもので。あれは、10年以上前の話だったっけ。

さて、現在の恋愛事情はどうなのか? そこで、このデータを見てみたい。ウェブリオ株式会社が全国の女性(有効回答数471名)を対象に行なったのは「日本人女性の国際恋愛に関する意識調査」であります。

まず第一の設問は、こちらから。恋愛に必要なのは“出会い”。だからこそ「あなたが所属するコミュニティ(職場、学校等)に外国人の方はいますか?」というクエスチョンから行きましょうか。結果、69%の女性が「いる」と回答しています。グローバル化が進む日本において、外国人の存在がとても身近になってきている事がわかりますね。

ドンドン行きます。続いては「あなたは外国人男性と国際恋愛をしたことがありますか?」という質問。

……なるほど。周囲の環境の影響もあるのか、62%の女性が「国際恋愛の経験がある」と回答しています。さらに職業別に見ると、会社員(総務・財務・人事・一般事務等デスクワーク系)の8割近くが「国際恋愛の経験がある」と回答した模様。

さて、今後、日本中がよりワールドワイドになっていくのは明らかです。なぜなら、2020年に東京オリンピック開催が控えているから。訪日外国人旅行者の伸びも期待されます。そこで、こんな質問を。「東京オリンピックをはじめとしたインバウンド需要拡大に伴い、今後外国人の方と接する機会は多くなると思いますか?」。
結果、「非常にそう思う」(48%)、「ややそう思う」(41%)と、約9割の女性が「外国人の方と接する機会が多くなるであろう」と見込んでいました。訪日外国人の増加が見込まれる中、東京オリンピックを契機とした国際恋愛、“五輪カップル”は増えるか!?

では、先ほどの設問で「国際恋愛経験がある」と回答した女性(293人)に限定し、こんな質問を行きましょう。「国際恋愛をしている時に『言葉の違い』『文化の違い』『価値観の違い』『住環境』『周囲の国際恋愛に対する偏見や反対』によって苦労したことがありましたか?」。

ここで露わになったのは、根強き“言葉の問題”です。「言葉の違い、言語によるミスコミュニケーションで苦労したか?」と問い、「非常にそう思う」と回答した方は28%で「ややそう思う」回答者は39%。約7割の国際恋愛経験者が“言葉の違い”により苦労した経験があると告白しているのです。
「文化の違い」や「価値観の違い」といった国際恋愛ならではの苦労もありますが、“言葉の壁”こそが最大の難関となってしまうのかもしれません。

一方、今度は国際恋愛未経験の女性(178人)に限定して聞いてみたい。「今後、外国人の男性と国際恋愛をしてみたいと思いますか?」。……そうでしたか。「非常にそう思う」回答者が32%で「ややそう思う」回答者は30%。要するに、6割以上の女性が「今後、国際恋愛をしたい」と考えているわけです。
続けざまに、こんな質問も行きましょう。「どこの国の方と国際恋愛をしてみたいと思いますか?」。

結果、1位「アメリカ」(22%)、2位「イギリス」(18%)など英語圏の男性が多くの支持を集めているのですが、4位「フランス」(8%)、5位「イタリア」(7%)など“恋愛大国”の呼び名が高いヨーロッパの国々も負けていません。

じゃあ、国際恋愛未経験で「今後、国際恋愛をしたい」と考えている女性(111名)に限定し、こんな質問をしてみましょう。「国際恋愛をしてみたいと思う理由は何ですか?」。
ここで最も票を集めたのは、「外国語に触れる機会を増やしたいため」という意見でした。8割以上(84%)の女性が、国際恋愛が語学能力の向上に貢献すると考えているようです。

では最後に毛色を変えて、こんな質問行きましょうか。「魅力的だと思う外国人俳優を教えてください」。

……結果が出ました。1位「オーランド・ブルーム(イギリス)」、2位「ジョニー・デップ(アメリカ)」、3位「ヒュー・ジャックマン(オーストラリア)」、4位「ブラッド・ピット(アメリカ)」、5位「ジョージ・クルーニー(アメリカ)」なんてトップ5になったようです。
やっぱり、英語圏の男性の人気は根強い! イギリスやアメリカなど英語圏の男性に強い憧れを抱く日本人女性、という構図がわかりますね。

でも、国際恋愛って大変ですよ。私、間近で見てましたから……。
(寺西ジャジューカ)