今月3日、日本サッカー協会はハビエル・アギーレ監督との契約解除を発表した。すると8日深夜放送、TBS「S1」ではブラジルに住む元日本代表監督・ジーコ氏を直撃。単独インタビューを行った模様を伝えた。

アギーレ監督の解任について「日本人は契約を守る人達なのでアギーレが解任されたのは驚きました」というジーコ氏だが、日本をよく知るだけに「実際に八百長をやっていたと分かったわけではないんですが、疑惑のニュースが出ただけで日本の文化にとってはよくないこと。日本人は自分達が問題に巻き込まれることを嫌います」と推察した。

それでも、「これは間違いなくアギーレの過去を調べていなかった日本サッカー協会のミスでしょう」と続けたジーコ氏。次期監督については「日本のことをよく知っていることが大事です。アギーレは日本での経験がなかったですし、サッカーのこと以外何も知りませんでした。日本で経験を積んだ人が次の監督になるべき」と持論を展開したが、自身へのオファーについては「いいえ、全く」と語った。