中田英寿氏

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元サッカー日本代表の中田英寿氏が、今年5月から始まるミラノ国際博覧会において、日本文化の発信イベントを実施することが分かった。

中田氏は13日、都内にて、製造業専門の求人情報サイト「e仕事」との共同プロジェクト発表会に出席。ミラノの万博会場まで派遣するスタッフを一般募集すると告知した。

同プロジェクトは、2回目の取り組み。第1弾は、昨年のサッカー・ブラジルW杯開催中に臨時オープンしていたカフェ「nakata.net Cafe 2014@サンパウロ」まで、日本から2名の若者を派遣していた内容だった。

そして新たに発表された第2弾は、伝統ある「漆塗り」と現代の「塗装業」における美意識を兼ね備えた人物を育成し、中田氏と共にイタリア・ミラノに渡ってもらう計画とのこと。

派遣スタッフの募集は(3名から5名ほど)今月末まで継続。決定となれば、今年3月からの「塗師への道」と銘打たれた研修プログラムへの参加が促される。

これからの万博に向けて、ジャパンクオリティを発信するイベントを準備中。“塗り”をテーマにしたプログラムが予定されており、中田氏は、「単なる技術を伝えるだけでなく、日本人の美意識を持った人材を育てていきたい」とコメントしていた。



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