元蘭代表のフリット氏、マンUの補強を「資金の無駄」と批判
1987年のバロンドール(年間欧州最優秀選手賞)に輝き、同年から在籍したミランで6シーズンにわたって黄金期を築いたフリット氏は、オランダ紙『デ・テレグラーフ』に対してコメント。プレミアリーグ第6節を終えて7位と出遅れ、失点数ではリーグ12位タイと不振のマンチェスター・Uについて、今夏の大型補強が成績に反映されていない大きな要因として、問題だった守備の補強を優先させずに攻撃的選手を中心に補強した点を指摘した。
「ネマニャ・ヴィディッチをインテル、リオ・ファーディナンドをQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)に放出したのであれば、新たにセンターバックを補強する必要があるのは明らかだ。2億ポンド(約374億円)もの軍資金がありながら、実績のあるセンターバックを補強しないというのは、プレミアリーグを間違った視点で見ているということだ」
「守備に故障者を抱えているマンチェスター・Uの現状は悪化している。ファン・ハールは空いた穴を埋めながら指揮している。守備を補強せずに故障者を抱えているのなら、間違ったことをしているということだ。ファン・ハールは今、反省しているだろうし、彼は今の守備陣が世界屈指のストライカーを相手にしているのを目の当たりにしている。イングランドのサッカー界には他国には存在しない法則がある。彼が守備の修復を終えるにはあと3カ月はかかるだろう」
なお、現役終盤の90年代後半に選手兼監督としてプレミアリーグのチェルシーを率いたフリット氏は、フェイエノールトを指揮した2004-2005年シーズン、下半期からAZを率いたファン・ハール監督とリーグを争い、AZが3位、フェイエノールトが4位に終わった過去がある。

