24日、サッカー日本代表監督を務めたアルベルト・ザッケローニ氏の後任として、元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏の就任が発表となった。

2002年、2010年のW杯では母国メキシコを率いてベスト16という結果を残しているアギーレ氏だが、日本での知名度は低くどのような人物なのか謎も多い。同日放送、TBS「NEWS23」ではアギーレ氏の代表監督就任についてサッカー解説者・福田正博氏のコメントを伝えた。

VTRで登場した福田氏は「メキシコ人は日本人と体格も似てますし、日本が目指すべきサッカーに近いのは昔からメキシコのスタイルだって言われてますので、そういう部分でアギーレさんになったのかなと」とアギーレ氏に決まった背景を分析した。

さらに「まあ、2回W杯に監督として出場してそれもベスト16。こういう経験っていうのは日本代表の欠けている部分だと思う。W杯でベスト16以上を目指しているわけですから、W杯で勝つためにどういう監督が必要なのか」と続けた福田氏は、アギーレ氏が監督に就く利点を「非常に熱い監督。感情をストレートに出してくる監督なんですね。日本人自身はうまく感情を表に出さない感じですけど、感情を素直に出してくれる監督のほうがコミュニケーションがとりやすい」と述べた。