蒸気と約41度の温熱で目を温めるというアイテム「ルルド めめスチーマー」(ATEX)

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現代社会は目の負担が大きいように思う。デジタル機器の普及で、仕事でもプライベートでもモニターを真剣に長時間見ることが多くなっているから…。そこで目の疲れを軽減するため、蒸気と約41度の温熱で目を温めるというアイテム「ルルド めめスチーマー」が登場。目疲れに悩む一人として詳しい話をメーカーのATEXに聞いてみた。

使い方は、本体に付属のスポイトを使って水をメッシュ部の穴に垂らし、目の上に載せる(座って使用する場合は固定ベルトを使用)。アイマスクのように使用するわけだ。また、目を温めると同時に「鳥のさえずり」「森林の音」「さざ波の音」の3種類のヒーリング曲が流れるという機能もある。

顔との接触部分はシリコン素材で取り外して丸洗い可能。電源は充電式で約2時間で約4回分使用できる。自動OFFタイマーが働き、約10分で自動停止するので、つけっぱなしでそのまま寝ても安心だ。

「パソコン、モバイル端末、テレビゲーム、ポータブルゲームなどの普及に伴い、目の疲れを訴える人が急増しています。そんな現代人にむけて、手軽に目をいたわる時間を設けて欲しいと思い同製品を開発しました」

そうだろうなぁ。筆者もこんなに目を使って大丈夫だろうかと不安になることがある。ちなみに、同社で「目の回りの水分量と手の温度」を同製品を使って女性24人、男性14人の計38人に試験したところ、水分量の平均値が10.4%上昇し、手の温度も38人中33人で温度が上昇したという。ただし、使用に際しては目の手術を受けた人は使用前に医師に相談とのこと。

ところで、製品のイメージキャラクターにウサギを使っているが、それはなぜ?
「目が赤く充血してる動物で、女の子っぽいイメージなので採用しました。商品説明動画では乾燥が苦手で、急いで(アリスの時計うさぎのイメージ)目を潤す蒸気のスペシャルケアを受けようとしている様子を表現しています」
でも、実際ウサギって疲れ目あるのだろうか。とにかく現代人の目の酷使と疲労は自然界ではほかに例がないだろう。

目もとを温めながら目を労る時間をつくること、とても大事だと思う。それにしてもスチームのマスク、気持ちよさそう〜。
(羽石竜示)