CSKAモスクワ、本田圭佑の退団を発表…4年間の貢献に感謝

写真拡大

 CSKAモスクワは11日、所属する日本代表MF本田圭佑が、契約満了に伴い、退団することになったと発表した。

 10日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節で、CSKAモスクワはヴィクトリア・プルゼニと対戦し、1−2で敗戦。グループ最下位での敗退が決まった。ロシアリーグは3月までの長いウインターブレイクに入ったため、CSKAモスクワの年内公式戦はプルゼニ戦で終了となった。

 本田は12月限りで契約満了を迎えるがクラブは、「CSKAはプルゼニから戻ってきたが、契約を終える本田は、チームメートに別れを告げ、ロシアを離れた」と、退団となったことを発表。続けて、「CSKAは本田がこのチームで過ごした4年間と、その間に彼の貢献で成功を収めてきたことに感謝します。彼には明るい将来があります」と声明を発表し、本田の貢献へ感謝を述べた。

 同日、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが、「本田は1月3日に合流する」と発言。クラブ公式HPも伝え、すでに背番号「10」と本田の名前が入ったユニフォームがクラブ公式オンラインショップで販売されており、かねてから噂だったミランへの加入が決定的となっている。

 本田は2009−10シーズンの冬の移籍市場でCSKAモスクワに4年契約で加入。2012−13シーズンには国内リーグ戦とカップ戦の2冠を獲得するなど、チームの主力として長らく貢献した。