4R、ヘンドリックスの左ローに左ジャブを入れたGSP。スリップで後方に倒れたGSPから、ヘンドリックスがトップを奪う。クローズドガードのGSPにヘンドリックスが、細かいエルボー&パウンドを落す。苦しいGSP、ヘンドリックスは自らスタンドへ戻る。左アッパーの連打で前に出るヘンドリックスが勢いを取り戻す。

左から右とさらに攻め込むヘンドリックス。右ストレートから組みついたGSPだが、逆にケージに押し込まれる。残り1分、シングルに切り替えたヘンドリックスだが、GSPががぶって体を入れ替える。ヘンドリックスは左を差して、ケージにGSPを押し込み4Rも終了した。

最終回、シングルレッグの態勢でアッパーを受けたGSPはテイクダウンに持ち込めない。抜群のバランス感覚をここにきて発揮したヘンドリックスがGSPをケージに押し込む。キムラから離れたGSPが右ハイを2発打ち込んで、ワンツーからテイクダウンに成功する。体を捻って向き合ったヘンドリックス、GSPはがぶりからボディにヒザを入れる。ここでも左を差し返したヘンドリックスが体を入れ替える。が、GSPも負けてはいない。態勢を入れ替える両者、レフェリーがブレイクを命じる。

ヘンドリックスは肩で息をし、GSPが右ハイを放つが辺りは浅い。再びワンツーから組みついたGSPはシングルでついにテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったヘンドリックスをケージに押し込むチャンピオン。押し返されるとキムラを仕掛けたところでタイムアップに。試合終了と同時に、両手を広げたのはヘンドリックス。肩車されるGSPを横目にヘンドリックス陣営は勝利を確信し大喜びだ。

注目の裁定結果は、スプリットでGSPに。その瞬間、信じられないという表情でヒザから崩れ落ちたヘンドリックス。GSPは「ちょっと記憶がないけど、これまでで一番タフな試合だった。右目もやられて見えなくなってしまって……。バケーションが必要だ。ちょっとグローブを置いて考える必要がある」と明言は避けたが、引退を匂わせた。一方、ヘンドリックスは「僕が勝ったと思う。ジョージはグレートファイター。やってられないけど、また戻ってくるよ。GSPの攻撃は大したものがなかった。リマッチ、もちろん。また同じような試合になるよ」と不満を口にした。