映画「潔く柔く(きよくやわく)」から、長澤まさみと岡田将生。新城毅彦監督と3人で登場したが、並んでいる姿が自然と絵になる二人のために外れてもらった

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17日、アジア最大級の映画祭「東京国際映画祭(TIFF)」が開幕。恒例のオープニングイベントである“グリーンカーペット”が、東京・港区の六本木ヒルズで催された。

同映画祭は、地球環境保全の活動にも取り組んでいることから、会場入りするアプローチには、レッドカーペットならぬ、グリーンカーペットを設置。素材として、500mlのペットボトルを約2万6000本を使い、再生利用している。

敷き詰められたカーペットに、約300人のゲストが次々と登場。女優陣には、寺島しのぶ、長澤まさみ、栗山千明、鶴田真由、忽那汐里らの顔ぶれ。俳優陣には、役所広司、大森南朋、玉木宏、岡田将生、斎藤工らが、大きな歓声を浴びると手を振って返し、次のポイントに移動する時間ギリギリまで握手やサイン。気さくに応じていた。

そのゲスト陣の中でもファンから熱烈な声援を浴びたのは、オープニング作品『キャプテン・フィリップス』の主演俳優であるトム・ハンクス。ハリウッドスターの登場に、この日一番の大歓声があがっていた。

そして、トリを飾ったのは、安倍晋三内閣総理大臣だった。「本日はようこそたくさんお集まりくださいました。トム・ハンクスさんもお越しくださった。三谷幸喜監督には、時代劇でハリウッドに進出していただき、活躍してもらいたいと思います」と挨拶した。

会期は、25日まで9日間。六本木ヒルズを中心に約300本が、都内各所の会場で観覧できる。