テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

参議院選が近づく今日この頃、街に政治家が溢れている。そんな選挙の季節はわくわくしてしまう。なぜなら、僕は政治家を見ているのが好きだから。国会でおじさん同士が耳打ちし合ったりしている姿を見るのが好きだ。政治家のスーツの着こなしなども気になって仕方ない。

政治家はランチに何を食べるのだろう? 政治家も夜に夢を見たりするのかな? 政治家への興味は尽きることがない。 今回の選挙からネットでの選挙活動が解禁になった。政治家がツイッターやフェイスブックを使って、色々と趣向を凝らしてがんばっているようだ。政治家もスマホから投稿しているのだろうか? iPhoneかな? アンドロイドかな?

政治家の動向が気になるから、夜のニュースなどで政治家関連の報道を見るのも好きだ。あ、また耳打ちしてる! クールビズでがんばってる! とニュースを見ながら一喜一憂している。

そして、政治報道には良く使われる常套句があることを知った。

「~を前面に据える構えだ。」
「予断が許されない」
「先行きは不透明」

など、独特な言い回しが特徴的だ。

そういう政治報道の常套句を使って、政治的じゃないことを表現してみたらどうなるだろう?

昔話の「桃太郎」を政治報道風に変換してみた。


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桃太郎、鬼退治の必要性を訴える

先日行われた家族会議の席で、桃太郎は鬼ヶ島に生息する鬼の退治の必要性を訴えた。突然の鬼退治宣言に困惑するおじいさんとおばあさん。「桃から生まれた子ども」という異例な子育ての難しさが浮き彫りになった形だ。おじいさんとおばあさんから、鬼退治の根拠について問われた桃太郎は「そこに悪い鬼がいるか
ら」と述べるにとどまり、具体的な鬼退治の計画については明言をさけた。今後、桃太郎の鬼退治に関して、その成り行きが注目される。


桃太郎、鬼退治を強行

1日、おじいさんとおばあさんへの説明責任を果たさないまま、桃太郎は半ば強引に鬼退治の計画を実行に移した。おじいさんおばあさんサイドとは最後まで思惑絡みの綱引きが続いたが、最終的に桃太郎サイドが押し切った形となった。とはいえ、鬼退治の先行きは不透明だ。おばあさんから預かったきび団子を交渉材料として党勢拡大を狙う桃太郎。旅の途中で、イヌ、サル、キジの同意を得ることに成功した。鬼退治を成功させるため、桃太郎は組織の引き締めに躍起になっている。


桃太郎、計画の見直しを検討か

6日朝、当初の予定通り桃太郎一行は鬼ヶ島入りを果たした。鬼退治には終始強気の構えを見せていた桃太郎だが、実際に鬼たちの姿を目にしたことで、性急な実行を踏みとどまった。まずは相手戦力の分析が急がれる、と鬼ヶ島で発言した桃太郎。鬼退治計画の見直しを視野に入れて検討することを決めた。桃太郎の鬼退治計画はまだまだ予断が許されない状況だ。


桃太郎、鬼と真っ向勝負

10日夜、ついに鬼退治計画が実行に移された。

「みんなぬかるなよ。それ、かかれ」

桃太郎はイヌ、サル、キジに発破をかける。完全に不意打ちをくらった鬼陣営は、桃太郎サイドの攻撃を一方的に受ける形となった。不利な戦局が続くなか、最終的に鬼党首から「まいった。降参だ」と降伏の言葉を引き出すことに成功した桃太郎。「体が大きい」「こん棒のようなものを持っている」「よく酒を飲んでいる」と相手陣営の戦力を事前に分析していたことも桃太郎陣営には追い風となった。鬼陣営から宝物を取り上げた桃太郎は、「まだ鬼はいる」と、鬼退治計画が道半ばの状況であることを強調した。一方、完敗という結果に終わった鬼陣営は「驕る平家は久しからず」と発言。忸怩たる思いを胸に、再起を誓った。



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以上が政治報道風な桃太郎である。

政治報道風に桃太郎の物語を伝えると、桃太郎の「野心」みたいなものが浮き彫りになるから予断が許されない。



この記事の元ブログ: 政治報道の常套句で表現してみる