「ルフィグループ」の幹部らが収容されていた、フィリピンのビクータン収容所。過酷な環境を生き抜くために必要だったのは「カネ」だ。賄賂が日常的に横行し、収容者たちは生き残りをかけて独自の生態系を作り上げていった。彼らが行き着いた最大の資金源が、スマートフォンを使った「詐欺」だった。最悪の「負の連鎖」を引き起こしていた収容所の実態について、ノンフィクションライター・栗田シメイ氏の著書『檻の中のルフィ