左ジャブで前に出るメレンデス、王者のテイクダウン狙いはスプロールされるが、右ミドルを打ち込む。サイドキックから前に出てきた王者をいなして、パンチを入れたメレンデスが、執拗に組みついてくるヘンダーソンにテイクダウンを許さない。左ローにエルボーを返した王者は、ローで自らがバランスを崩し、倒れ込んだメレンデスのトップを取り、エルボーを連打して3Rが終わる。

4R、足へのパンチを出したベン・ヘンは接近戦でヒザを見せる。さらに左ミドル、左ローと蹴りが決まるようになってきた王者は、メレンデスの右ストレートにテイクダウンを合せていく。テイクダウンを奪えなくとも、その距離に入っていけるチャンピオン。逆にメレンデスが組みつく仕種を見せると、ヒザを入れる。ローからテイクダウンと、パンチのタイミングからスッと組みに入ったベン・ヘン、これも切るメレンデスだが、やや見る場面が増えてきたか。

左ショートを打ちスッと距離を取るベン・ヘンが、サイドキックを見せる。と、左エルボーを放ち、ローで姿勢を崩してバックへ。メレンデスも正面を向いて立ち上がるが、やや動きを落ちてきたか。左ローもキャッチできずにもらったメレンデス、左のパンチを振るうも踏みこみの勢いは弱い。右ボディを見せたメレンデス、王者の右を受けてなお、パンチを返す。

王者優勢の時間が長かったが、最後にメレンデスがパンチを入れて4Rがタイムアップに。

最終回、左ジャブを伸ばすメレンデス。二段蹴りで左ハイを見せたベン・ヘンが、左ローからパンチを打ち込む。左ジャブで追いかけ、右ボディから右ストレートを見せたメレンデス。そのボディにヒザを蹴り込む王者は、距離を取って前蹴りとローを入れる。接近すると左エルボーを幾度となく決める王者は、さらに左ローからエルボー。メレンデスは接近戦で相手の動きがやや読めないところがあるか。

メレンデスは左ヒザをキャッチし、ケージに押し込むがそこから先はない。しかし、直後にヒザを蹴り上げ、ここでは王者の動きが少なくなる。頭を振って接近戦を戦う王者に左を打ち込んだメレンデス。残り45秒を切り、メレンデスのボディがヒットし、王者は頭を下げてパンチを振るう。遠い距離から後ろ回し蹴りを繰り出した王者、最後は距離をコントロールするように試合を終えた。タイムアップの直後、両者が両手を思い切り高く差し上げたが、1人目は48-47でメレンデス、2人目は48-47でベン・ヘン。最後の一人も48-47で王座防衛に成功したベン・ヘンは、勝利者インタビューを遮り、ガールフレンドに「1日、1日、君が僕を幸せにしてくれる」とプロポーズし、メレンデスのサポーターのブーイングをかき消す。プロポーズと防衛に成功した王者は、勝利者インタビューでもシーザー・グレイシー柔術チームへの尊敬の念を言葉にするなど、試合後まで抜群のインサイドワークの上手さを見せつけた。