「シリアの友人会合」が現地時間2月28日にローマで行われ、シリア反体制派を支持する国の代表が参加した。中国国際放送局が報じた。

 「シリアの友人会合」はヨーロッパ諸国やシリア国民連合のハティーブ議長、イタリアを訪問中のケリー米国務長官が出席し、アサド大統領が辞任し、国家を民主政府に移行するよう求めた。

 ケリー米国務長官は米国がシリア反体制派に食糧や医療衛生用品など6000万ドルに相当する非軍事物資を直接支援することを明らかにした。

 また同日、国連のデル・ブエイ事務総長副報道官は、ニューヨークにある国連本部で、「パン・ギムン事務総長はシリアで衝突している双方を武装させるあらゆる行為が無益であり、政治的交渉こそがシリア危機を解決できる唯一の道だと認識している」と語った。(編集担当:村山健二)