中国空母の青島進駐で憶測飛び交う 空母の基地はどこに
中国中央電視台(CCTV)と新華社は、中国海軍の空母「遼寧」が26日午前、濃霧がたちこめる大連港を出港したと伝えた。27日午前、遼寧艦は初めて青島市の某軍港に停泊した。これは中国の空母の軍港が停泊能力を備えたことを意味し、空母の基地と今後の国産空母などに関する憶測を呼ぶこととなった。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
軍事専門家の劉江平氏は26日、「環球時報」に対し、海軍基地への進駐は艦艇の正式就役と戦闘力構築に向けた重要な段階だと話した。遼寧艦は2012年9月25日に就役したが、大連港で造船所が改造と試験を実施していた。今回の海軍基地への進駐は中国海軍が造船所から空母を完全に受け取ったことを意味し、遼寧艦が作戦訓練任務を担う段階に入ったことも示している。
カナダ誌「漢和防務評論」は2月号で、遼寧艦の新基地は山東省青島市後小口子村になると予測した。記事は、後小口子村は韓国の西海岸から約570キロ、長崎から970キロの距離にあり、遼寧艦の訓練海域が主に黄海と東シナ海になることを示すとした。
劉江平氏によると、空母基地の選定で最初に考慮(こうりょ)すべき点は港の位置であり、水域面積は500万平方メートル以上、最大水深は25メートル以上、出入港できる航路の幅は400メートル以上、航路の水深は11~20メートルであり、10万トン級船舶が出入りできなければならない。基本的な自然環境のほか、国の軍事戦略、海軍の技術・装備のレベル、今後の作戦の可能性なども総合的に考慮する必要がある。(編集担当:米原裕子)
