クロアチア4−0韓国(ロンドン)
キプロス1−3セルビア(ニコシア)
マケドニア3−0デンマーク(スコピエ)

(モンテネグロは休み。コソボはFIFAから国際試合をする許可がでないという意地悪をされているままで、引き続き親善試合もできず)

このうち、予選グループAでは、首位ベルギー(勝点10)に続いて、2位クロアチア(10)、3位セルビア(4)、4位マケドニア(4)と旧ユーゴ勢が3カ国も同居しています。クロアチアは韓国が自信をなくすのではと心配になるような大量得点。セルビアはキプロスに先制されて逆転勝ち。

クロアチアとセルビアは3月22日にワールドカップ予選で激突(最初はクロアチア側がホーム)。この試合でクロアチアが勝てば予選突破に大きく前進するため、セルビア側(ミハイロビッチ監督)は背水の陣でのぞみます。

スロベニア対ボスニア・ヘルツェゴビナは、監督が2人とも「オシム・チルドレン」(スロベニアがスレチコ・カタネツ、ボスニアがサフェト・スーシッチ)で好試合が期待されたものの、結果的にはアウェイのボスニアが0−3で勝利。
スロベニアもチャンスを作りましたが、ボスニアGKベゴビッチ(英ストーク)のセーブなどで無得点。

スロベニアもGKハンダノビッチ(インテル=長友とチームメイト)が良く守りましたが、ジェコ、イビシェビッチ、ピアニッチのトライアングルが活躍し、リュブリャナのベジグラード競技場に大勢集まったボスニア応援団を喜ばせました。(ネット中継を観戦)

ちなみに、オシムさんもこの試合を見に、グラーツからリュブリャナ入りし、カタネツとスーシッチの指導ぶりを視察しました。

カタネツとスーシッチはオシムさんがユーゴスラビア代表監督だった時代の代表で、16試合に同時に出場しているそうです。1990年のワールドカップ、イタリア大会でベスト4に進めなかったことが残念だったと、2人とも話していました。