○これは本人は天下りを根絶しようとしていたのに、出世争いに敗れて天下りを打診されるという皮肉な結末。権力にこび続けた男の末路だが、自尊心の高さ故にそれが受け入れられない。かといって天下りを断って自分で起業するほどの実力があるわけでもない。完全に行き詰まる。

○そこで自分に残された「内情暴露×陰謀論」でスキャンダラスな主張をし続けることで、何とかお金を稼ごうという決意に至る。いわゆる官庁ポルノ芸人の仲間入りである。AV女優と一緒で官庁ポルノ芸人として稼げる期間は短い。今現在絶賛稼ぎ中。

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以上が彼に対する私の見方であり、霞ヶ関界隈での一般的な見方だと思います。

さて私が彼をなぜここまで批判するかということについてなのですが、私は古賀氏が過去の批判をしているうちは「我関せず」という態度でいようと思ったのですが、最近は図に乗って今現在進行中の政策に対して批判を繰り広げるようになったことが原因です。

論語に

「その鬼にあらずしてこれを語るはへつらうなり」

とあるように昔から、自分が知りもしないことを偉そうに語ることは役人として最低の行為とされています。

私は古賀さんと直接面識が無いですが、一元役人として彼に対して、後輩ながら一言申させていただきますと

「お前よりよっぽど優秀な連中が政策立案担当してるんだ。これ以上調子乗るなよ。」

という言葉を彼に送りたいと思います。少なくとも私が知る限りですが、今ルネサスの処理を担当している幹部はよっぽど古賀さんより識見が広いしバランス感覚もとれてますし、すばらしい実績もお持ちです。

(現役の個人を特定することは迷惑がかかるのでその具体的内容を語るのは差し控えますが。)

以上皆様のご参考まで。

執筆: この記事はうさみのりやさんのブログ『うさみのりやのブログZ〜三十路の元官僚のブログZ〜』からご寄稿いただきました。