少子化のせいで、いま、良い大学なのに、事実上の入試フリーというところが続出している。学生仲間や教育体制の質をきちんと見分ければ、良い先生の下で勉強できる機会はきみにも開かれている。

そりゃ、どうせ入るなら有名大学の方が見栄えもいい。だが、小学生から勉強漬けでないと入れないようでは、カネと時間と努力のコストパフォーマンスが悪すぎる。そもそも、どうやったって今からでは間に合うまい。だが、スーパーにも特売品があるように、じつは大学にも、それがある。Fラン大だ。SABCDEよりもっと下の、入学フリーのFランク大学。

Fラン大学であっても、DQN大学やBSE大学と、かならずしも一致しない、というところが重要だ。BランクでもDQN大学(学生がダメダメ)はあり、AランクでさえBSE大学(教員がダメダメ)はある。たとえば、付属高校のあるBランク大学は、かなり怪しい。定員のほとんどを付属や推薦、AO入試で埋め、外から入るのをやたら厳しくしているだけで、中はバカばっかだったりする。ひどいところは、一般入試でトップだけを合格させて偏差値を稼ぎ、実際は残りの全員も補欠で入学させていたりする。また、Aランク大学でも、政府委員会だのマスコミだの国際学会だので忙しい、授業料が安いんだから学生は奴隷として働いてオレに尽くせ、などというような人格破綻者の教員だらけ、ということもある。

DQNの危険性が高い大学の特徴
1 大学名と学科名で検索するとスポーツ関連の話しか出てこない。(まともに学生が集まらず、高校の体育会の推薦で掻き集めている。授業には誰も出てきていない。)
2 図書館に専門難解な英文雑誌が並んでいる。(図書館に来る学生なんかいないので、教員が好き勝手に図書予算を消化している。)
3 5時を過ぎたら真っ暗で、電気のついている部屋がどこにも無い。(ゼミやサークルなど、自主性のある学生がいない。)


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